レーザー技術の進歩は偏光を制御する高い品質の光学部品を要求し続けています。そのような光学部品の代表的なものの一つが方解石偏光素子であります。
高い複屈折結晶の方解石は偏光プリズムの製造において、高い役割を果たしております。光学軸が入射光の方向に一致しない場合、図1のように光を入れますと常光線と異常光線に分かれます。光学軸に対して垂直に振動するビームはスネルの法則に従います。通常それは常光線と呼ばれています。
また光学軸に対して平行に振動するビームは異常光線と呼ばれています。このような方解石は、レーザー用の偏光素子として使用される場合はさまざまな用途に対応出来ます。例えば、全反射及び分離吸収による常光線の除去、異常光線から常光線の空間分離などです。
方解石内においての偏光と分離