OPL 株式会社 オプトライン

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光刺激システム

Mightex社 in vivoオプトジェネティクス用イメージングユニット”OASIS Implant”

OASIS Implantは、フリームービングで動物の脳深部のカルシウムイメージングと任意の特定範囲への光刺激が可能 な唯一のシステムです。およそ0.7gの軽量なヘッドマウントにより、動物への負荷が軽く、長時間の観察も行えます。 光源はリキッドライトガイド(コア径3mm)接続ができれば、お手持ちのものをお使いいただくことも可能です。複 数波長を外部で合波し、同一ポートへ導入することも可能です。

特長

  • ■自由行動下動物の脳深部カルシウムイメージング
  • ■自由行動下動物の脳深部へのパターン照明による光刺激
  • ■軽量ヘッドマウント(~0.7g)で動物の負担を最小限に
  • ■多波長同時照射も可能光源はリキッドライトガイド出射のLED光源を採用

システム基本構成

パターン光刺激装置(Polygon 1000) デジタルミラーデバイス(DMD)内蔵。
専用ソフトウェアにて、任意の形状で特定の範囲を光照射することが可能です。
イメージングファイバー 直径φ300μm / φ600μm の2タイプ。(10000本/ 30000本)。
1本がおよそφ3μmのマイクロファイバが束になっております
(バンドル光ファイバで本体から脱着可能)
※パターン光刺激装置との組み合わせにより、カニューラを用いるよりも小さな範囲での光刺激が可能です。
ヘッドマウント(非磁性アルミ製) イメージングファイバーとGRINレンズを接続します。
重量はおよそ0.7g です。動物へのストレスを最小限に抑えます。
GRINレンズ φ500μm, 長さ7mm です。
カメラ取り付け用Cマウント お手持ちの科学計測用カメラが取り付けられます。
LED光源 各種波長を取り揃えておりますのでお問い合わせください。また、リキッドライトガイドへ接続ができればお手持ちの光源もご使用可能です。

専用ソフトウェアの使用例

フリームービングマウスの線条体における神経活動のGCaMPイメージング例。
複数の特定箇所の蛍光強度をトレースしグラフ化したもの。


Calcium Imaging with the OASIS Implant (600um Fiber)


Live Recording in the Striatum with the OASIS Implant(350um Fiber)


Freely Behaving Mouse with the OASIS Implant


in vivo イメージングと光刺激(オプトジェネティクス)の手法比較