in vitro 多点・パターン光刺激用実験システムの装置例(LEOPARD)
"LEOPARD"(レパード)は、お手持ちの顕微鏡にパターン照明装置とLED光源を組み込むだけで、
任意の位置に、任意の形状で、同時に複数のパターンを、直感的に形成することが可能なシステムです。
シンプルなシステム構成であることに加え、光源にハイパワーLEDを採用することで、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
多点刺激、多点照明、パターン刺激、パターン照明など、多様なアプリケーションでその性能を発揮することが可能です。
さらに、独自のソフトウェアでパターンのキャリブレーションを行う為、どのようなイメージングソフトにでも対応が可能です。
光路イメージ
倒立顕微鏡へセットアップする場合は、顕微鏡の投光管部分にパターン照明装置を取付けます。
その為、パターン照明装置で形成するパターンと発光するLEDの波長を制御することで、光刺激と蛍光観察を連続的に行うことが可能です。
構成
# | 構成品 | 用途 | 詳細ページ |
1 | パターン照明装置 Mightex社 Polygon400 |
LED光源からの照明を多点・パターンで制御します。 | >> Click |
2 | 励起フィルター | LEOPARDで蛍光イメージングを行う場合に使用します。 | >> Click |
3 | ダイクロイックミラー | LEOPARDで刺激光と励起光を反射する特性と、蛍光を透過する特性を両立するものを使用します。 光刺激のみの場合は、刺激光の波長を反射するものを使用します。 |
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4 | 蛍光フィルター | LEOPARDで蛍光イメージングをする際に、蛍光波長に適したもの使用します。 | >> Click |
5 | Prixmatix社 UHP-MSシリーズ | 単波長高出力LEDです。 | >> Click |
6 | Mightex社 Type-H | 単波長超高出力LEDです。 | >> Click |
制御イメージ
LEOPARDは、パターン照明装置、LEDのどちらもTTLでの高速制御に対応しております。
その為、パターン毎に照射するパターンと照射時間をマイクロ秒単位で制御することが可能です。
なお、TTLコントローラを使用せずに、パターンを制御するソフトウェアだけでも、一定速度での複数パターンの形成が可能です。
アプリケーション
・ブレインマッピング ・フォトアクティベーション ・フォトコンバーション ・CALI ・表面改質
■具体的事例はこちら
パターン例
Mightex社 Polygon400 仕様
投影画角(倍率1倍)
オリンパス | カールツァイス | ニコン | ライカ |
7.8 x 13.9 | 7.2 x 12.7 | 8.7 x 15.5 | 8.7 x 15.5 |
(単位 mm)
制御とパターンニング速度
パラメータ | 最小 | 最大 |
Allowed bitmap depth (bit) | 1 | 8 |
Exposure time @ 1bit (ms) | 0.25 | 2000 |
Frame rate @ 1bit (/sec) | - | 4000 |
Input trigger | TTL, BNC connector | |
Input trigger delay (μs) | 50 | |
Output trigger | TTL, BNC connector | |
Output trigger delay (ms) | User Programmable |
その他
入力電源 | 5Vdc 3A |
インターフェイス | USB2.0, TTL |
推奨OS | Windows XP SP2以上、 Windows 7 and 8. |
推奨画面解像度 | 1,366 x 768 以上 |
刺激光は各種LED光源の仕様をご参照下さい。